オーディエンス参加型の全く新しい音の実験室=「音ラボ」がスタートしました。
その場でラップトップを使って即興作曲(DTM)を行い、オフィスで体験出来るコンパクトなキッチンコンサートです。
Vol.1のホストは鎌倉で活動する海系アーティストのYumi。

アーティストが制作を行う時どの様なプロセスを踏むのか。
実は制作する側としてなかなか見せる/語る事のないフェーズです。
というのもたった1小節のメロディ、流行りに似たリズム音色でさえ葛藤のもとに試行錯誤(実験)しているからです。
「音ラボ」では一人で作曲していくテクニックを披露しながら、参加者と一緒にオリジナル作品を創り上げます。
またエシカルなペーパー楽器を作ってレコーディングしていくワークショップも実施します。
「音ラボ」の初回はコワーキングのキッチンエリアで行いました。
◆何故コワーキングスペース?
◆何故キッチン?
「音ラボ」は単にアーティストの表現の場として組み立てたのではなく、働き方にフォーカスしてカルチャー(この場合音楽や制作)でいかに普段の作業効率を改善出来るかを挑戦しました。
アイランドキッチンを囲む事によりワークショップを行い、地声も使用してパフォーマンスを行う事が出来ます。
告知で「オフィスでの生産性向上に、右脳でサウンド体験するプログラムです」と謳っていた様に、カルチャーとワークが交差する場所を構築する事も目的です。

あえてキッチンを囲んで行った「音ラボ Vol.1」。
地声の届く距離でのインタラクティブなコミュニケーションで、音楽制作に触れていただきます。


参加者によるエシカルなペーパー楽器による即興演奏。
マラカス、レインスティック、クラップ、リッピングペーパーなどが勢揃いしました。

簡単なDTM豆知識や、リモートでの制作秘話など。
普段はソーシャルメディアで露出する事もない光景です。

ルーパーを使った即興での楽曲制作とオリジナル楽曲のミニステージ。
Vol.1にもそれなりの試行錯誤がありましたが、オフィスで行うと環境によるアレンジメントが必要だと改めて感じました。
どの程度音出しが出来るのか以前に、ここ数年では完全なPAを使わずとも表現出来るコンテンツが主流となっています。
あらゆる環境で実装可能なコンテンツを予定しています。
◆当日のラフミックスはYou Tubeで視聴いただけます。